機材紹介:Carl Zeiss C Biogon T* 4.5/21 ZM
現在おそらく一番稼働率が高いお気に入りのレンズです。
もともとAPS-Cで換算30mm付近のレンズが欲しく、昨年のカメラ市でたまたま程度の良い中古と出会い衝動買いしました。現代のレンズですが、旧ツァイス時代のレンズを再現したもので、描写傾向はかなりオールドレンズに近いと思います。(「C」はClassicのCだとか)
描写の傾向としては線が細い割にはピントの合ってる範囲は力強く、硬すぎず柔らかすぎない解像感ですこし湿っぽい傾向の写り方をします。コントラストは高い方です。
Biogon銘を冠しているだけあって、21mmと超広角なのに歪みが少ない優秀なレンズです。解放F4.5とかなり暗めで使用できる状況は限定されますが、はまると気持ち良い独特な描写を見せてくれます。
ちなみにNEX-7で使用すると周辺光量がガッツリ落ちますが、それはそれで気に入ってます。
Zeissらしいこってりとした発色も評判が良いのですが、残念ながらカラーで撮ったことはありません。
このレンズで撮った拙作の写真はこちら
ところで、雨の日にこのレンズを付けて散策中に豪快に転けた事があります。幸い、地面にヒットしたのがフードだった為、事なきを得ました。レンズ保護の目的でもフードは欠かせないと痛感しました。
Carl Zeiss C Biogon T*4.5/21 ZM BK ブラック
- 出版社/メーカー: COSINA
- 発売日: 2007/05/21
- メディア: エレクトロニクス
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